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骨粗鬆症の早期発見と骨折予防のために

全身型骨密度測定器で検査を受けましょう

全身型骨密度測定器で検査を受けましょう

骨粗鬆症による要介護・寝たきりを防ぐためには、骨粗鬆症の早期発見と、すでに骨折を起こしている方の「次の骨折予防」、この2つがとても大事になります。すでに骨折を起こしている重症患者様であれば、一般的なクリニックで行われている検査で対応可能で、ある程度進行した骨粗鬆症は整形外科などでも確認することができます。ですが、骨粗鬆症の早期発見となるとそうはいきません。全身型骨密度測定器がないと早期発見は難しいのです。
それが、当クリニックが骨粗鬆症の早期発見のために全身型骨密度測定器の検査をおすすめする理由です。

より良い人生の最期を迎えるために

中規模以上の病院だと全身型骨密度測定器を導入していて、「DEXA(デキサ)法」による検査を実施しているところが多いので、女性であれば60歳、男性であれば70歳を目安に是非、検査を受けられるようにしてください。当クリニックでなくてもかまいません。専門的かつ高精度な検査が受けられる医療機関を受診していただきたいと思っています。

60歳くらいで骨密度検査を行うと、将来、背中が曲がって圧迫骨折を起こすリスクが高い方や、股関節を骨折して寝たきりになる恐れがある方などがよく見つかります。なので、女性で60歳・男性で70歳をご自身の運命(そういう言葉を使っても大袈裟ではありません)を左右する年齢とお考えになられて、どうか検査を受診するようにしてください。
ご自身の最期を要介護・寝たきりの状態で迎えるのか、それとも生活に不自由のない状態で迎えるのか、その分かれ目となる年齢でもあるのです。